スミスマシン・スライトインクラインプレスのやり方
スミスマシン・スライトインクラインプレスは、スミスマシンを使ってわずかに傾けたベンチで行うプレス系種目です。主に大胸筋の上部を重点的に刺激し、胸板の厚みと立体感を作り上げるのに効果的なトレーニングです。バーベルの軌道がマシンで固定されているため、フリーウェイトに比べて安全に高重量に挑戦しやすい点も特徴です。
画像提供: novadani(wger.de, CC BY-SA)
スミスマシン・スライトインクラインプレスの対象筋群
スミスマシン・スライトインクラインプレスで主に鍛えられる筋肉は以下のとおりです。
- 大胸筋(上部):メインターゲット。わずかな傾斜をつけることで上部に強い刺激が入ります。
- 三角筋前部:押し上げる動作をサポートします。
- 上腕三頭筋:腕を伸ばす際に補助的に働きます。
スミスマシン・スライトインクラインプレスのやり方・手順
1. スタートポジション
ベンチをわずかに傾斜させた状態(目安として15〜30度程度)でスミスマシンにセットします。バーをラックから外し、腕を完全に伸ばした状態で上部胸の真上に保持します。このとき、肩甲骨をしっかりと寄せてベンチに押しつけ、安定した土台を作ることが重要です。
2. 下ろす局面(エキセントリック)
バーをゆっくりとコントロールしながら、鎖骨のやや下から上部胸の位置まで下ろしていきます。勢いをつけてバウンドさせることは厳禁です。筋肉に常に張力をかけながら、2〜3秒程度かけて丁寧に下ろしましょう。
3. 押し上げる局面(コンセントリック)
バーを真上に向かって一直線に押し上げます。トップポジションでは腕を完全に伸ばし、大胸筋上部を意識してしっかりと収縮(スクイーズ)させることがポイントです。胸の筋肉で押す感覚を常に意識しましょう。
4. ラックへの返却
設定した回数を完了したら、バーをスミスマシンのフックに確実に引っ掛けてラックに戻します。無理に続けず、安全を最優先にしてください。
スミスマシン・スライトインクラインプレスのフォーム
- 肩甲骨を寄せる:動作中を通じて肩甲骨の収縮を維持することで肩への負担を軽減します。
- バウンドを避ける:バーを胸で弾ませると筋肉への刺激が逃げ、ケガのリスクも高まります。
- 傾斜角度に注意:傾斜が大きすぎると三角筋への負荷が増えすぎるため、わずかな角度(15〜30度)を守りましょう。
- グリップ幅の確認:肩幅よりやや広めに握ると大胸筋への刺激が高まります。
- 重量設定:スミスマシンはバーの軌道が固定されているため、自然な押し上げ軌道と若干異なる場合があります。最初は軽い重量でフォームを確認しましょう。





























