ニーレイズ(膝上げ)で腹筋を徹底的に鍛える
「ニーレイズ」は、懸垂バーにぶら下がりながら膝を引き上げることで、腹直筋や外腹斜筋を含むすべての腹筋群を集中的に鍛えられる高強度トレーニング種目です。ニーレイズは自重トレーニングでありながら非常に高い負荷をかけられるため、腹筋の引き締めやコアの強化を目指す方に最適です。ニーレイズはシンプルな動作の中に多くのポイントが詰まっており、正しいフォームを習得することで効果を最大限に引き出すことができます。
画像提供: clafal(wger.de, CC BY-SA)
ニーレイズの基本情報
ニーレイズは懸垂バー(プルアップバー)を使用して行う自重腹筋トレーニングです。バーにぶら下がった状態で両膝を90度まで引き上げることが基本動作で、腹直筋・外腹斜筋をはじめとした腹筋群全体に強烈な刺激を与えます。ジムに通わなくても公園の鉄棒や市販の懸垂バーがあれば実施できる、コストパフォーマンスの高い種目です。
対象筋群
- 腹直筋(Abs):お腹の中央を縦に走る筋肉で、いわゆる「シックスパック」を構成する主要な筋群です。
- 外腹斜筋(Obliquus externus abdominis):脇腹から斜めに走る筋肉で、ウエストの引き締めやくびれ形成に重要な役割を果たします。
ニーレイズのやり方・手順
- グリップの確認:懸垂バーを肩幅程度の広さでオーバーハンドグリップ(手の甲が顔側)でしっかりと握り、体をぶら下げます。
- スタートポジション:両腕を伸ばした状態で体が静止するのを待ち、体がぶれないよう体幹を軽く締めておきます。
- 膝の引き上げ:息を吐きながら、両膝をゆっくりと胸に向かって引き上げます。股関節と膝が90度になる位置を目安にしてください。
- トップポジションでの収縮:膝を引き上げた最高点で一瞬静止し、腹筋の収縮をしっかり感じましょう。
- ゆっくりと戻す:息を吸いながら、重力に逆らうようにコントロールしながら膝をゆっくり下ろし、スタートポジションに戻します。
ニーレイズのフォームのコツ
- 反動を使わない:勢いをつけて膝を振り上げると腹筋への刺激が減り、肩や腰への負担も増します。常にゆっくりとコントロールした動作を心がけましょう。
- 骨盤を後傾させる:膝を引き上げる際に骨盤を少し後ろに傾けるイメージを持つと、腹筋への収縮が強くなります。
- 肩をリラックスさせる:肩が上がりすぎると僧帽筋に余計な力が入ります。肩甲骨を軽く下方に引き寄せた状態をキープしてください。
- 体の揺れを抑える:体が前後に揺れると腹筋への効きが薄れます。コアに力を入れて体幹を安定させましょう。
ニーレイズの注意点・よくあるミス
- 握力が不足していると集中できないため、必要に応じてリストストラップを活用しましょう。
- 腰痛がある方は、動作中に腰を過度に反らせないよう注意してください。
- 初心者の場合はまずぶら下がる体力をつけることから始め、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。
- 慣れてきたら膝を伸ばした状態で行う「レッグレイズ」にステップアップすることで、さらに強度を高めることができます。





























